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2023.05.22

採用ブランディングが超えなければならない課題

採用ブランディングが超えなければならない課題

採用ブランディングは、ほとんどの場合で効果が出ます。採用プログラムに則った場合であればほぼ確実です。しかし、今だに採用ブランディングの効果について不安を感じる声もあります。

この不安に対する答えを用意するのは、私たち採用ブランディングプログラムを行っている側の課題と言えるでしょう。

そこで今回は「採用ブランディング自体にどのような課題があるのか」について解説します。

「よくある採用の課題や採用ブランディングで解決できる理由」については、以下の記事でも解説していますので、こちらも参考にしてください。

まず理解してほしい採用ブランディングによる差別化

まず理解してほしい採用ブランディングによる差別化

まず、採用ブランディングに対して不安に感じる方に知ってほしいのが「採用ブランディングは圧倒的な差別化ができる」という点です。

採用ブランディングは、採用マーケティングではなく、あくまで「ブランディング」です。そのため、大手企業が行っていたり、他社と被ってしまったりする訴求内容ではなく、自社独自の訴求ができます。

独自性があり、自社の強みを活かせるから、採用の課題を解決できるのです。

 

採用ブランディングにおける課題

用ブランディングにおける課題

私たちは、採用ブランディングをもっと多くの企業に広めていきたいという想いがあります。手掛けてきた企業のほとんどが、採用ブランディングによって採用に成功しているからです。これは、私たちが手掛けた企業への、実行後のヒアリング調査からも明らかになっています。

ほぼ確実に成功するにも関わらず採用ブランディングが浸透しないのは、いくつかの誤解や懸念点があるからです。この誤解や懸念点が生まれていること自体が、採用ブランディングにおける課題と言えるでしょう。

以下では、今後「採用ブランディングが超えていかなければいけない課題」や「採用ブランディングへの誤解」について解説します。

 

短期間で効果が見込めないと誤解されている

結論から言えば、採用ブランディングは短期間で効果が出ます。

しかし、多くの「採用ブランディング」に関する記述では「短期間では成果が出ない」とされており、それが浸透しまっています。

「短期間では成果が出ない」とされてしまう理由については、従来のブランディングという言葉に引っ張られていたり、プロモーションを重視してしまっていたり、いくつかの理由が考えられます。

とくにプロモーションやクリエイティブの部分だけを行ってしまう採用ブランディングの場合は、現場と連動できていないことから、時間がかかってしまうでしょう。

また、単純に企業の規模によっても異なります。社員規模数の大きな会社で100~200名採用するとなれば、単純に規模が大きい分、時間はかかります。

これらの観点における「採用ブランディング」について、一概に間違っているとまでは言い切れません。ただ、少なくとも私たちむすび株式会社の採用ブランディングではありません。

私たちが行う採用ブランディングでは、短期間で成果が出る方法を実施していますし、知名度の低い企業でも十分効果が見込めます。

採用ブランディングで即効性が出る条件や、効果が見える期間については、以下の記事で解説していますので、そちらも合わせて参考にしてください。

 

「採用ブランディング」の知名度が低い

採用ブランディングという言葉自体の知名度が低いのも、一つの課題と言えます。

数年前に比べれば「採用ブランディング」という言葉自体は知られてきたように思います。

しかし、先述したように、私たちむすび株式会社の採用ブランディングもあれば、他社の採用ブランディングに対する考え方もあるのが現状です。

結果として、様々な採用ブランディングがある状態に陥っており、最終的に「どの採用ブランディングを選ぶか?」は企業に委ねられてしまいます。

   

採用ブランディングにためらってしまう

採用ブランディングで行うプログラムは、従来の採用方法とは異なるものです。そのため「本当に効果があるのか?」「自社に向いているのか?」とためらってしまうケースがあります。

当然、予算もかかるものですから、ためらってしまうのは自然な反応とも言えます。

しかし、本当に採用に悩んでいるのであれば、思い切ってぜひ実行していただきたいのです。

何度もお伝えしているように、私たちの採用ブランディングプログラムをしっかり実行していただければ、必ず成功します。

また、「これまでの方法と違う」という点については、従来の方法で成果が出なかったからこそ、他の方法、つまり、私たちの採用ブランディングを実行していただくのです。

これから採用ブランディングを考えているのであれば、ぜひ、ためらわずに私たちを信じてください。

  

採用ブランディングへの意識

採用ブランディングは、高い意識を持って行動しないと、成果が出ません。

つまり、採用ブランディングの重要性への理解度、それに伴う意識や取り組み姿勢が、一つの課題と言えます。

これについては、社長自身が、採用が最重要課題であるという話を、プロジェクトに関わるメンバーに伝えなければいけません。採用に取り組む重要性の理解があって、初めて採用ブランディングが機能するのです。

もし、採用ブランディングへの意識が低く、取り組む優先順位が低くなってしまうと、効果は出ません。

 

採用ブランディングの最大の課題は浸透度

用ブランディングの最大の課題は浸透度

採用ブランディングは、まだまだ広く浸透していません。

名前だけは知られてきていますが、定義自体が曖昧になってしまっていて企業の選択を迷わせる原因になってしまいます。

だから「本当に効果が出るのか?」「採用ブランディングプログラムを優先できない」という状況が発生してしまうのです。

もし少しでも採用ブランディングに不安を感じたら、ぜひ一度私たちにご相談ください。

  • 採用ブランディングとは何なのか?
  • 採用ブランディングは効果が出るのか?
  • どのようにすれば採用ブランディングの効果を最大化できるのか?

採用ブランディングをつくった会社として、それぞれを説明させていただきます。

    

 

深澤 了 Ryo Fukasawa
むすび株式会社 代表取締役
ブランディング・ディレクター/クリエイティブ・ディレクター

2002年早稲田大学商学部卒業後、山梨日日新聞社・山梨放送グループ入社。広告代理店アドブレーン社制作局配属。CMプランナー/コピーライターとしてテレビ・ラジオのCM制作を年間数百本行う。2006年パラドックス・クリエイティブ(現パラドックス)へ転職。企業、商品、採用領域のブランドの基礎固めから、VI、ネーミング、スローガン開発や広告制作まで一気通貫して行う。採用領域だけでこれまで1000社以上に関わる。2015年早稲田大学ビジネススクール修了(MBA)。同年むすび設立。地域ブランディングプロジェクト「まちいく事業」を立ち上げ、山梨県富士川町で開発した「甲州富士川・本菱・純米大吟醸」はロンドン、フランスで5度金賞受賞。制作者としての実績はFCC(福岡コピーライターズクラブ)賞、日本BtoB広告賞金賞、山梨広告賞協会賞など。雑誌・書籍掲載、連載多数。著書は「無名✕中小企業でもほしい人材を獲得できる採用ブランディング」(幻冬舎)、「知名度が低くても”光る人材”が集まる 採用ブランディング完全版」(WAVE出版)。

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