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レポート

2021.01.04

100年前と変わらない本質。

2021年、あけましておめでとうございます。
今日からむすびも営業を開始します。
昨年は本当に大変な1年になりました。
普通でい続けられること、
変わらずに続けられることのありがたさを
とても痛感した1年でした。
たくさんの人に支えられ、
助け合って人は生きているということを
心から感じました。
ありがとうございました。

弊社のメルマガを読んでいただいているみなさんには、
今日の記事にも書きましたが、
調べてみると、100年前も今と変わらずに
激動だったということがわかります。

約100年前の1918年、スペイン風邪が流行し、
1923年に関東大震災が起き、
1928年には昭和恐慌が訪れます。

よく「激動の時代」といいますが、
明治以降で激動でない時代などないのではないか、
と思います。

100年前は今よりも情報が圧倒的に少なかった時代。
その中でも、多くの経営者が
この激動を乗り越えてきたはずです。

この時代を生きた経営者の代表といえば、
新1万円札の顔にもなる渋沢栄一。
財閥全盛、成金ブームでお金を稼ぐことが第一とされた時代、
「論語と算盤」で、
「世のため、人のために事業を行うことの重要性」を
説きました。

今、多くの会社がコロナ・ショックで大打撃を受けています。
しかし、そのさなかにあっても、
「自分たちは世の中に何ができるのか」
「何をもたらすために事業を行っているのか」
を考え続けることこそ、経営の本質なのかもしれません。

そして、まったく異なる文脈で進化してきた
ブランディングという考え方も、
まさに上記の経営の目的を自社に、社会に
問い続けることにほかなりません。

インナーブランディングの問い合わせが増えている背景も
コロナによって、経営の本質を問い続ける
経営者が増えたということがあるのでしょうか。

変わり続ける激動の時代にあって、
本質を問い続けることを忘れてはいけないのだと思います。
(深澤)

新春のランニングとともに訪れた東京大神宮にて
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