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レポート

2021.01.19

本菱のデザインと地域活性化

本菱のデザインを初めて今年で5年目となりました。
これまで沢山のデザインをして来ましたが一部抜粋でご紹介します。
最初はロゴマーク・ラベルから始まった本菱のデザイン。ご縁のお酒として誕生したお酒ということ、ターゲットが30代女性で人生の転機を迎えるような背景を抱えているという事を念頭に製作しております。
本菱のツールに関わるデザインも数多く誕生して来ましたが、基本的には最初にブランディング作業で決めた要素を崩さず一貫したツール製作をしています。
5年間継続してくると着物柄といえば本菱、赤といえば本菱と言っていただける層が徐々に生まれ、本菱という存在が人々に浸透して来てると実感しています。本来、デザインというものはしっかりとしたブランディング作業があってこそ生まれるのがデザインであるという事を教えられたプロジェクトでした。
このような地域活性化プロジェクトで一番難しいのが継続性です。何かを立ち上げプロジェクトを行う事はそんなにハードルが高いわけではありません。これを毎年毎年地道に実績を積み上げ継続していかなければその先の未来はありません。商品が売れない、プロジェクトに関わったメンバーがどんどんいなくなる、毎年継続して行う企画、予算の問題などで継続して行うことが本当に難しい。恐らく数多く誕生して生まれた地域活性化プロジェクトも大半は継続できないで消えていくのが大半であろうと思います。
そんな中でも本菱プロジェクトは何とかここまでやってこれました。5年間の間に様々な事に取り組んで来ました。海外の賞を頂いたり、桜オーナーのクラウドファンディングを行ったりとして来ました。
今後も継続できるよう頑張って行きたいと思います。これからの本菱の展開も楽しみにしていてください。
(岡谷)


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