先日の投稿から約一ヶ月が経とうとしているがコロナ騒動は未だに収束していない。暗い時代に入っている。それでもこれからの子どもたちに生きる希望や素晴らしい未来を創るのは大人たちの役目である。デザイナーには人それぞれ目指したい方向があり好みのデザインがある場合が多い。
私が目指したい方向はタイトルにもある通り子どもたちの未来に希望を与えるようなデザインを志したいと思っています。私も40歳を過ぎデザイン業界に身を置いて20数年が経ちました。もう流石に他業種で働くことはないだろう。その中で私は自分が培ったスキルで社会にどうやって貢献していくか考える歳になりました。コロナ騒動以前から少子高齢社会などが進みこれからの子ども達には厳しい世界が待っているのではないかと囁かれてきました。団塊ジュニア世代で育った私は人口が多い最後の世代となっている中でこの世代が未来を紡ぐ為の最後の砦ではないかと思っています。今の子ども達、これから生まれてくる子ども達にどうやってバトンを渡すか真剣に考えなければなりません。
私はそういった暗い時代の中でもこれからの世代に向けて笑顔が溢れ、未来に希望が持てるよう貢献して行きたいと思っています。だから私は子ども達が触れるものや過ごす場所など直接子ども達と触れ合える仕事をするのが大好きであり、ものすごく責任を感じながら仕事をしています。
少し前に子ども園のロゴマークや看板のお仕事をさせていただきました。不思議なもので前記のように思っているといつの日かそういうお仕事に巡り合ったりします。ここで学び育つ子ども達、それを見守る親御さん、そして子ども達をケアする先生方。そのような大勢の方々が誇らしく思えるもの、楽しく日々を過ごせるもの、そしてそこを卒園した子ども達がいつまでも心に残ってもらえるもの、そんな未来を想像しながら制作に取り組みました。
デザインの仕事は責任重大です。人々の未来に関わる仕事だからです。ビジュアルが良いという理由で学校選びや会社選びだってします。デザインは人の人生を左右する仕事です。だからこそ、そこで働く人々の想いや、デザインだけに捉われず内容も理解していただくツールにして届けてあげなければなりません。
デザインやブランディングの力は計り知れません。とんでもない仕事についてしまったなと思ったりします。だけど、デザインやブランディングには人を幸せにする力があります。笑顔を増やす力があります。勇気を与える力があります。そんな仕事を選べたことに誇りを持って日々取り組んでいます。
さあ、これから世の中を幸せにする、子ども達の笑顔が溢れるそんなデザインをいっぱい増やすぞ!(岡谷)