採用ブランディングは、企業の経営を効率化するための入り口です。採用ブランディングは理念共感する人材に入社してもらい、彼らが活躍人材になることで、利益をもたらすという中長期的な循環を促し、成長させていくために行うのが採用ブランディングという戦略です(なお、短期的な採用ブランディングの効果についてはこちらを御覧ください)。
採用ブランディングのプロジェクトで行うことは、
①採用課題の整理
②強み・弱みの整理
③ほしい人材像の整理
④採用したい理想なペルソナ像の開発
⑤採用活動の軸となる採用コンセプトの開発
⑥採用プロモーションに必要な採用スローガンの開発
⑦採用フローの開発
⑧らしいコミュニケーションのガイドライン開発
以上となります。①〜⑧の実行の大部分については社員に任せるにしても、冒頭で書いた「企業の中長期的な利益の起点」という点に立てば、①〜⑧の計画立案時に社長がいることが望ましいでしょう。しかしどうしても忙しく、計画立案のワークショプに参加できないのであれば、打ち立てた①〜⑧に対して口出しはしないことです。そうでなければ、議論が無駄になってしまいますので、信じて任せると決めることが肝要かと思います。