こちらのページでも書いているように、制作会社やデザイン会社が「ブランディング」を行います、という例はここ数年でかなり増えてきています。
デザイナーはフリーランスで活動している人が多いように、制作会社やデザイン会社は代表がデザイナーであることが多く、時代の流れを見て「ブランディング」を事業としていることが多いのです。デザインはクリエイティブ(制作)の最終アウトプットです。目に見える形にするのがデザイナーの仕事であるのですが、広告やホームページや会社案内などをデザインに落とし込むだけではなく、当然、企業やブランドの根本からデザイナーがともに考え、それがデザインに落とし込まれることで、よりその企業やブランド「らしさ」がデザインに現れ、世の中に伝わりやすくなる、という利点があるのです。
彼らはクリエイティブやデザインには当然強いのですが、ブランディングを期待する場合、どのようなソリューションがあるのかを確認したほうがいいでしょう。単にクリエイティブのための延長線上にあるヒアリングなどを「ブランディング」としていないか、しっかり確認しましょう。
「デザイン・シンキング」という言葉が数年前から日本でもよく使われるようになり、広告界隈で使われる上記の意味での「デザイン」とは大きく異なり、「経営のデザイン」という文脈で「デザイン」が使われるようになりました。今や「デザイン」という言葉は、文脈で意味が決まる言葉になっているので、思考がある場所にはほとんど「デザイン」が使われているかもしれません。しかし、デザインとブランディングが大きく違うように、デザイン・シンキングとブランディングは思考として似ているところもありますが、似て非なるものです。
では、むすびはどうか。弊社にもアートディレクターやデザイナーがおりますので、見方によっては「デザイン会社」かもしれません。コピーライティングも基礎になる部分は自社で行いますので「制作会社」と言えるかもしれません。しかし、事例として数多くのブランディング〜クリエイティブまでの事例を有しています。さらに多くの場所で今使われている「採用ブランディング」も日本で初めて理論化、体系化したのは私たちむすびです。その意味で弊社むすびの強みは「ブランディング〜クリエイティブまでの一気通貫したサポート」であるとして、みなさまにお伝えしています。