マーケティングが「売るための仕組みづくり」だとすれば、ブランディングとは「売れ続けるための仕組みづくり」です。日本において、マーケティングが短期で語られることが多い一方で、ブランディングは長期の話です。しかも、「長期、継続、積み上げ」が大きな特徴です。
売上に寄与しないブランディングは意味がありません。ただし、ブランディングは社内変革を伴いますから、結果が出るまでに時間がかかります。そのためマーケティングも併用しながら、一貫性が出るように組み上げていかなければなりません。ブランディングの視点がないと、これができません。ともすればマーケティングの短期的な施策のみになってしまい、ブランドがいつまでたっても出来上がりません。
学術的にはマーケティングの一分野と言われるブランディングですが、しかし、社内横断的に経営を変革する、これまでの文化を大切にしながら、新しい文化づくりを行っていく、と考えるともはや、マーケティングの一分野とは考えられないはずです。ブランディングとは、経営そのものであり、その経営を変革するために必要なことがブランディングなのです。
下記も参考に御覧ください。
ブランドをつくるってどういうこと?
つまりブランディングって何することですか?
ブランディングって効果あるんですか?
ブランディングとマーケティングはどう違うの?
企業ブランディングを進めていく上でのポイントって何ですか?
むすびのブランディングの特徴ってなんですか?