まずブランディングをした結果、従業員の行動レベルでどう変化するか、理想的な姿を書いてみます。
①会社案内をするとき、理念の背景や考え方まで自分の言葉で説明できる。
②理念体系に沿って事業開発の提案ができる。
③部下や後輩の行動に関して、理念体系に沿って注意、指導ができる。
④「これはウチらしい行動だ」と説明できる。
⑤自信を持って理念に即した行動を自分でできる。
⑥理念に基づいたプランを策定できる。
⑦理念に基づいたプランを実行でき、ズレていたら軌道修正できる。
まだまだあるかもしれませんが、ブランディングの結果、従業員レベルで起こしたい理想的な行動です。個々人が理念を理解し、共感することで、自分で判断して行動を起こすことができる状態です。ビジネスの細部に渡って理念が浸透している状態ですので、企業のあらゆる取り組みに一貫性が生まれ、顧客の頭の中に「強くて、好ましくて、ユニーク」なイメージが生まれていきます。
これらの行動の結果「プロモーション」がつくられ、実行されると、そのブランドの理念が表現されるので、予算の書け方次第で効果が上がっていきます。