ブランディングの進め方に関しては、このページの「採用ブランディング」の項目にある基本的な流れを参照ください。私たちが推奨しているのは、プロジェクトチームを組んで、ブランディングを進めていくやり方です。
一見めんどくさく、時間もかかるこの方法をなぜ勧めているのかというと、あとあとそのほうが「楽」だからです。ブランディングは、全社を挙げての一貫性のある取り組みです。まずは社内の人達が理解していない自社のことなど、どうして社外の人に理解してもらえるでしょうか。だからこそ、社内をしっかり固めていくことが重要なのです。そのときに、プロジェクトチームが効いてきます。彼らがハブになって、社内に広めていく「エバンジェリスト」的な役割を担うことになるのです。
彼らはプロジェクトに参加していますから、なぜその理念になったのか、なぜそのターゲティングになったのか、というあらゆる「なぜ」に答えることができます。それがまさにブランディングの役割を担うのです。
もし、プロジェクトチームで行わなかったら、例えば社長と私たちでマンツーマンでプロジェクトを行った場合、プロジェクトは早く終了しますが、そのかわり、社内への浸透には苦労するでしょう。結局「素晴らしいものはできたけど、使われないものになってしまったね」ということにもなりかねません。もちろんそれでもスピード優先で行うということであれば、それは経営判断ですし、私たちもしっかりご支援しますが、後先考えますと、プロジェクトチームを組んで進めていったほうが、その段階から社内への浸透ができるという点で、一石二鳥の効果があるのです。