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レポート

2024.05.15

社内イベントでインナーブランディングを進める具体的方法

社員が一丸となり、企業文化を育むインナーブランディングは、事業の成功に不可欠です。

チームビルディングを強化し、ネットワーキングを活発化させるイベントで、社内の結束を深めましょう。

本記事では、インナーブランディングにイベントを活用する方法として、どのようなイベントをおこなうべきか?を解説します。

ただし、インナーブランディングにおいて、ただ単にイベントをおこなえば良いわけではありません。

インナーブランディングにおけるイベントの考え方については、以下の記事も参考にしてください。

チームビルディングを強化するイベントの企画

イベントの企画

企業の内部結びつきを高めて、社員の士気と協働の精神を向上させるためには、効果的なチームビルディングイベントの企画が大事になります。

従来の仕事の枠を超えた交流は、チームメンバー同士の新しい側面を発見するきっかけとなり、相互理解と信頼を深めることができます。業務上の連携を強化するだけでなく、職場の雰囲気を活性化することにも寄与します。

企画にあたっては、参加者の興味を引く内容であり、同時にチームとしての一体感を培う機会を提供することが重要になります。

イベントを通じた効果的なチームビルディング活動

イベントを利用してチームビルディングを行う際には、参加者のコミュニケーションを活性化させることが重要です。

ゲームやワークショップ、グループディスカッションなど、参加者同士が交流を深められる活動を中心に組み込むことで、従業員間のつながりが育てられます。

また、さまざまな部署のメンバーが一堂に会することで、部署の垣根を越えた新しいアイデアが生まれる場合も多く、これがイノベーションの源泉になることもあるのです。

そのため、イベントでは自然とコミュニケーションが取りやすい雰囲気作りと、手軽に意見交換ができる環境設定がカギを握ります。

ネットワーキングイベントの構築

ネットワーキングイベントの構築

社内でのネツトワーキングイベントは、異なる部署やポジションにいるメンバー間でのコミュニケーションの壁を低くしてコラボレーションを促進する効果があります。

これにより、社内のさまざまなアイディアや情報が交流しやすくなり、組織全体としての革新的な動きが期待されます。そのため、社員が気軽に参加でき、かつ有意義な交流ができるようなイベントの企画が重要となります。

ノウハウ共有を促進するイベントの仕組み

ノウハウ共有を促進するイベントの仕組み

企業内でのノウハウ共有を活発に行うためには、社員同士のコミュニケーションの質と量を向上させるイベントの仕組みが極めて重要です。

対話を通じてお互いの経験や知識が溶け合う場を設けることで、イノベーションの芽が生まれやすくなり、さらには組織全体の生産性の向上にも寄与することが期待できます。

イベントの仕組みとしては、階層や部署の枠を超えた交流が重要ですが、ただ単に集めるだけでは十分な効果は望めません。

明確な目的を設け、参加者が主体的に関わることができるプログラム構成が必要です。ポスターセッションやピアラーニング、クロストークセッションを取り入れることで、柔軟かつ多角的に知識交換が進むでしょう。

経営陣の参加を促す戦略

戦略

社内イベントは、インナーブランディングを強化する上で、重要な役割を担います。その中でも、経営陣の積極的な参加は社員のモチベーション向上と組織の一体感を促進するカギとなります。

経営陣がイベントに参加すればするほど、社員との距離が縮まり、相互の理解と信頼が深まるでしょう。この戦略を成功させるためには、経営陣が自然に参加したくなるようなイベント内容の充実、参加のメリットを明確に打ち出し、経営層の意識改革も必要です。

例えば、彼らが業界に関する最新のトレンドを発表する場を設けることで、社員と情報を共有できる機会を作ることができます。

経営陣と社員との対話を生むイベントの設計

経営陣と社員が直接対話を交わし、互いの思いや考えを共有することは、社内コミュニケーションを活性化させるために非常に効果的です。

このような対話を生むイベントの設計には、オープンな議論ができるフォーラムの創出や、アイスブレイクを促進するワークショップの実施など、参加者全員が積極的に意見を交換できる要素が求められます。

特に重要なのが、階層や部署を超えた横断的な交流を促せるようなプログラムの組み立てであり、こうした交流を通じて、異なる視点やアイデアが生まれ、新たなイノベーションへと繋がるきっかけを提供することができます。

また、社員が経営方針や企業のビジョンについてより深く理解できる場を意図的に作ることで、社員の職務への意欲向上にも寄与するでしょう。

イベントはインナーブランディングに活用できる

イベントはインナーブランディングに活用できる

イベントの実施は、インナーブランディングに活用できる良い方法です。しかし、冒頭でもお伝えしたように、単にイベントをおこなえばインナーブランディングが成功するのか?といえば、決してそうではありません。

理念を決めて、その理念に沿ったイベントでなければ、ただの交流会程度に終わってしまうでしょう。

ですから、大切なのはイベントを行う前の前段だと理解しておいてください。

反対を言えば、理念などの前段が固まっていれば多くの施策が結びつき、成功に至ります。

私たちむすび株式会社がこれらのインナーブランディングをサポートしますので、ぜひお気軽にご相談ください。

深澤 了 Ryo Fukasawa
むすび株式会社 代表取締役
ブランディング・ディレクター/クリエイティブ・ディレクター

2002年早稲田大学商学部卒業後、山梨日日新聞社・山梨放送グループ入社。広告代理店アドブレーン社制作局配属。CMプランナー/コピーライターとしてテレビ・ラジオのCM制作を年間数百本行う。2006年パラドックス・クリエイティブ(現パラドックス)へ転職。企業、商品、採用領域のブランドの基礎固めから、VI、ネーミング、スローガン開発や広告制作まで一気通貫して行う。採用領域だけでこれまで1000社以上に関わる。2015年早稲田大学ビジネススクール修了(MBA)。同年むすび設立。地域ブランディングプロジェクト「まちいく事業」を立ち上げ、山梨県富士川町で開発した「甲州富士川・本菱・純米大吟醸」はロンドン、フランス、ミラノで6度金賞受賞。制作者としての実績はFCC(福岡コピーライターズクラブ)賞、日本BtoB広告賞金賞、山梨広告賞協会賞など。雑誌・書籍掲載、連載多数。著書は「無名✕中小企業でもほしい人材を獲得できる採用ブランディング」(幻冬舎)、「知名度が低くても”光る人材”が集まる 採用ブランディング完全版」(WAVE出版)。

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