今回はゴルフシリーズから一旦外れて。
前職の商社から仕事を変えて、ずっと感じていたことがある。
それは情弱(調べない・行動しない)のお客様が多いこと。
ブランディングは企業活動そのものをマネジメントすることなので、施策が必要とされる範囲は多岐にわたる。それに呼応するかのように、様々な会社がブランディングというサービスをここ数年で展開するところが増えてきた。ただでさえブランディングは分かりづらいと言われるところに、様々な会社が自社のサービスとブランディングを紐付けブランド論を語っているため、余計に分かりづらい概念になっているように感じる。
当然我々もお客様には「ブランドとは」「ブランディングとは」など説明するが、たまに思うことがある。「少しは自分で調べてみたら」と。
「ブランディングとは」と検索すれば、ブランディングの構造を解説するものなどいくらでも出てくる。30分も読み込めば、ブランディングの構造はほぼ理解できると思っている。
「分からない」「知らない」で思考が止まる人が多すぎる気がする。分からないなら調べればいい。無料で調べる・学ぶ手段など今はいくらでもある。ブランディングに本気で取り組みたいなら、ある意味自分たちもブランディングのプロになるくらいの気持ちは持って欲しい。ブランディングとは経営をマネジメントすることだと考えれば、経営をマネジメントするのはその会社の人に他ならない。受け身でいる限り、どんなに優秀なブランディング会社に依頼したとしても、成功はしないと個人的に思っている。
「分からない」「知らない」ことがあるなら、まずはググってみましょう。ヒントが見付かったら、さらに深くググってみましょう。知識を得たなら次は動いてみましょう。それがスキルになります。
(横内)